先生の働き方改革!新卒~若手ブラック教員生活【時短アイデア&転職体験記】

教員の働き方が変わってほしい。苦しむ先生方の気持ちが、少しでも軽くなってほしい。 【教員の大変さ】【時短&若手教員向けの指導アイデア】【教員からの転職】について発信しています。

教員の「時給&残業時給シミュレーター」の計算

教員の「時給&残業時給シミュレーター」の計算

勤続年数に応じた時給や残業代を概算する『時給&残業時給シミュレーター』を載せたいと思います!

↓ データは、こちらの記事を参照しています。

sensei-no-hatarakikata.hatenablog.com

 

 

時給シミュレーターの計算式

  • 平均年齢(42.1歳)
  • 平均給料月額(353,393円/月)
  • 初任給(209,495円/月)
  • 初任者の年齢(22.5歳と仮定)
  • 1年ごとの昇給額

をもとに、シュミレーターを作成します。

 

初任給は、

  • 高等学校教育職 ⇒ 209,531 円/月
  • 小中学校教育職 ⇒ 209,495 円/月

となっており、大きな違いは見られません。

また、小中⇔高校では年齢を等しくした場合に、給料に大きな違いが見られないため、ここからは小中の平均年齢や平均給料月額をもとに計算していきます。

 

初任者の平均年齢は、初任者を大卒の年齢と仮定しました。

22歳0カ月から22歳11カ月までの初任者がいるので、初任者の平均年齢は22.5歳と仮定しています。

 

 

教員の昇給額

平均年齢&平均給料月額と初任者の平均年齢&初任給が分かったので、1年ごとの教員の昇給月額を計算します。

 

1年ごとの昇給月額は、(平均給料月額-初任給)÷(平均年齢-初任者の平均年齢)

つまり、

  • 1年ごとの昇給月額 ⇒ (353,393-209,495)÷(42.1-22.5)= 7,342 円

というように勤続年数1年ごとの昇給月額と計算できました。

 

時給換算する!

初任給と昇給額を時給換算します。

月149時間と仮定すると

  • 初任給の時給換算 = 209,495 ÷ 149 = 1406 円/h
  • 昇給時給 = 7342 ÷ 149 = 49 円/h

よって、勤続年数ごとの、時給を計算する式

  • 1406 + 49 ×(勤続年数 - 1 )= 1357 + 49×勤続年数

 

時給を概算するために、キリのよい数字に置き換えると

時給シミュレーター = 1350 + 50×勤続年数

と計算できました。

 

残業時給シミュレーターの計算式

残業時給シミュレータ―の計算は簡単です。

時給シミュレータ―に、残業割増率の1.25倍をすればOKです。

 

残業時給シミュレーター = (1357 + 49×勤続年数)× 1.25

            =  1696 + 61×勤続年数

 

キリのよい数字に置き換えると

残業時給シミュレータ― = 1700 + 60×勤続年数

と計算できました。