先生の働き方改革!新卒~若手ブラック教員生活【時短アイデア&転職体験記】

教員の働き方が変わってほしい。苦しむ先生方の気持ちが、少しでも軽くなってほしい。 【教員の大変さ】【時短&若手教員向けの指導アイデア】【教員からの転職】について発信しています。

教員に必要なのは『人気』!学級経営の現実/教員ブラック【リアルな話】

教員に「必要な資質」は何でしょう。

「授業力」?「子どもを愛する気持ち」?

 

色々考えられますが、最も重要な資質。

それは『人気』です。

 

子どもや保護者からの『人気』を得ることが、先生には欠かせません。その理由について書いていきます!

綺麗ごとで済まない学校現場の現実です。

 

『人気』が必要な理由

担任の先生は、何より『人気』が大切です。もし、人気がない先生が担任をすると、どんなことが起こるでしょうか。

【人気なし】

  • 子どもが教員の話に興味を示さない
  • 指導に対して余計に反発される
  • 保護者が教員より子どもの話を信じる

 

先生がどんなに素敵な人であっても、「人気なし」の状態で学級経営をすると、余計な困難に見舞われます。人気がないと、指導も通りにくく、授業も聞く耳をもちません。人気がないだけで、学級崩壊の危機に直面すると言っても過言ではありません。

 

人気がある先生だとどうなるでしょうか。

【人気あり】

  • 子どもが教員の話に注目する
  • 指導を受け入れやすい(「○○先生が言うなら…」という感じ)
  • 保護者が教員をフォローしてくれる

 

同じ授業、同じ指導をしても、子どもに伝わる様子が全く違います。寧ろ、「人気あり先生の適当指導」が「人気なし先生の一生懸命指導」に勝るでしょう。

子どもは幼いので、「何を言われたか」より誰に言われたか」が重要です。人気のある先生の指導は、子どもも素直に聞きます。

 

先生に必要な『人気』とは

先生に必要な『人気』とは。具体的に以下が考えられます。

①「面白い」と人気!

おもしろい人は、先生としても人気になれます。話が面白い、授業が面白い、雑学が面白い、何でもOKです!

自然と人が集まり、みんなが話に注目するような、人気者な先生になれるでしょう。

 

②「明るい」と人気!

いつも元気で明るい人は、先生としても人気が集まります。教室にいるだけでクラスの雰囲気が明るくなる先生なら、子どもから人気になること間違いなしです。

 

③「容姿がいい」と人気!

美男美女だと言うことなしです!子どもや保護者から自然と好意が集まります。『○○先生ファンクラブ』ができるぐらい人気者の先生もいます。授業力、指導力人間性頼らず、人気を獲得することができます。

 

 

人気のある先生であれば、子どもも「先生と仲良くなりたい」と思い、自然と心を開いてくれます。指導も通りやすくなります。最優先は『人気』なのです。

では、先生に必要な『人気』は、どうしたら獲得できるでしょうか。

 

『人気』は芸能人を参考に!

『人気』を獲得し、子どもや保護者から『人気者』になる方法。

その秘訣は、TVで活躍する芸能人から学ぶことができます!

 

先生に必要な『人気』をおさらいすると、

  1. 面白い
  2. 明るい
  3. 容姿がいい

――この3つ、実は、人気芸能人共通の特徴そのものです!

 

「面白い芸人」「明るい性格のタレント」「容姿がいい俳優」!!

それらを合わせもつ芸能人はさらに大人気です。子どもや保護者からの『人気』を獲得したいなら、芸能人を参考にすればよいのです!

具体的には

  • 聞き取りやすい「間」「声の大きさ」で話す
  • リアクションを大きくする
  • 様々なトークを用意する
  • 髪型、服装、スキンケアなどに気を遣う

芸能人は、このような事に力を入れて活動し、『人気』を得ていると思います。

「渾身のネタがある芸人」も、「独自の世界観をもつ俳優」も、人気がなければ、世間に実力が伝わりません。教員も人気がなければ、子どもや保護者に指導が伝わりません。

 

教員も芸能人も、似たような立場にあるのです。だって、「子どもや保護者=世間」なのですから!子どもや保護者も「世間の一員」ですよね!?

 

もちろん、人気がなくても「見る人が見れば」評価される場合もあります。しかし、それでは評価されるまで時間が掛かります。人気のない教員でも、徐々に信頼を得ることはできますが、信頼を得るまでの道のりが困難過ぎます!(全員の信頼を得るより前に、学級が崩壊してしまうかもしれません。)

大衆の人気を得ることは正義です。世間に受け入れられ、実力を発揮するためには、『人気』を得る努力を怠ってはいけないのです。『人気』を得る方法は、芸能人から学ぶことができます!

 

まとめ

  • 教員に必要な資質は『人気』
  • 人気の有無で、指導の効果が変わる
  • 人気を得る方法は、芸能人から学ぶ

学級経営は綺麗ごとでは通用しません。「人気なし先生」のままだと、「おふざけ人気者」な子に人望で負けます。学級を乗っ取られて、学級崩壊させられる可能性もあります。「人気あり先生」なら、よっぽど学級崩壊しません。

意図的に人気を獲得したうえで、ご自身の指導力・授業力を発揮してほしいと思います。「人気あり先生」の指導は、子どもや保護者にしっかりと響くはずです!

 

↓ 余談です。

 

 

教員は人気が大切です。そして、人気を比べられる職業でもあります。

 

「1組の先生は人気があっていいな~」と、子どもや保護者は自然な気持ちとして感じます。比べられた2組の先生は悪いことをしていないのに、相対的に評価が下がります。

指導が通りにくくなったり、事あるごとに不満を言われたりします。「わたし、人気のある○○先生がよかったな~」と言われて傷つくこともあります。

すると、「1組に負けてなるものか」と、2組の先生は子どもや保護者の人気を挽回するため、努力します。人気の奪い合いのような構図になることもあります。学年の先生同士で意思疎通が取れなくなったり、仲が悪くなったりします。最悪の場合、先生同士でいじめが起きます。それだけ、『人気』の有無は絶大な価値があるのです。他クラスが学級崩壊になっているのを見捨てて利用し、相対的に人気を獲得する先生もいます。

 

「○○先生が頑張りすぎるせいで、わたしが迷惑するんだけど!」と、人気のある先生を煩わしく思うこともあります。子どもや保護者からの人気で差が出ると、指導に支障が出るため、頑張りすぎないでほしいのです。

本来、頑張った人は評価されるべきですが、教員はサービス残業です。無賃で働きたい人はいません。でも、「子どものため!」という強い思いで、無給でも頑張りすぎてしまう先生が一定数います。頑張るのは素敵なことですが、先生それぞれの都合で、働ける時間に限りがあります。月200時間でも300時間でも無給で頑張ってしまう先生がいると、子どもや保護者の人気を全部もっていかれて周りの先生は窮地に陥ります。

足並みをそろえることが重要とまで言いませんが、周りの先生同士の相互理解や協力体制が大切です。

 

余談で何が言いたかったかというと

「残業した分だけ、残業代を払ってほしい」(結局これです。)

あとは、人気のある先生(残業バリバリ頑張る先生)を希望する保護者は追加料金を払ってほしいということです。

 

お金がしっかり動いていれば、人気がない先生も、値段相応の先生として認められるのです。値段が変わらず、サービスが違うので「人気あり先生」ばかり求められるのです。

「ビジネスホテルの料金のままで、高級ホテルのサービスを求めるのはやめてほしい」という余談でした。(ビジネスホテルの給料で高級ホテルのサービスを提供しちゃう方も、やっぱり問題ありなんですけどね)

↓ 面白いし、参考になります!