「低学年」と「高学年」の違い!指導が難しいのは?小学校/学級経営
子どもたちを指導するうえで「低学年」と「高学年」の違いは何でしょう。
同一人物を見ても、年齢によって能力や考え方が違うことが当たり前です。「低学年」「高学年」の違いについて把握し、学級経営に生かしていただければと思います。
小学校の先生にとって、どちらが「指導しやすいか」も考えます!
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すきま時間の「学級レク」「おもしろ学習」まとめ!準備が簡単!小学校/教室遊び/授業中の5分間
授業中に「すきま時間」ができた!
明日の「学活」何しよう?
クラスの仲を深めたい!
そんなときに使ってください!準備が簡単、5分からできる「学級レク」「おもしろ学習」のまとめ31選です!
目次
授業の「すきま時間」におすすめ!
1.早口言葉大会
先生がお題を出すと、子どもたちは勝手に自分で唱え始めます(笑)
早口言葉の本を、図書室で借りておくだけで、すぐに始められます!子どもたちに練習させた後、「みんなの前で発表したい人~!」と何人かチャレンジさせると盛り上がります。
2.四字熟語、ことわざの意味クイズ
子どもの勉強にもなります。四字熟語を提示するパターンと、意味を提示するパターンでクイズを出すことができます。図書室の本を活用しましょう!
3.漢字集め
「同じ部首の漢字」「キと読む漢字」などを集めさせましょう。学習の振り返りにもなります。どの子も、自分の学力に応じて楽しむことができます。賢い子ほど必死になります(笑)
後から、一つずつ発表させると「その字があったか!」と盛り上がります。
4.古今東西ゲーム
手拍子をして、リズムに合わせて単語を答えさせます。学級レクの定番ですが、お題を『理科で習った言葉!』などにすると、学習の振り返りにも活用できます。
学級全体でやると面白みに欠けるので、4人グループなどで、遊ばせるといいです。
5.10パズル(テンパズル)
4つの数字と四則演算とカッコだけを使って、10を作る遊びです。車のナンバーなどで、遊んだことがあるでしょうか。
学年や、賢さに応じて、「数字の順番を入れ替えてもいい」「式を分けてもいい」などルールを簡単にするといいです。
6.じゃんけん大会
シンプルですが、めちゃくちゃ盛り上がります!全員起立した後、先生に勝った人だけ生き残ります。負けた子は座って、周りの子がズルをしていないか見てもらいます。
人数が減ったら、生き残った同士で勝負させるといいです。チャンピオンには、よろこびの一言をインタビューすると盛り上がります。
7.クイズ、なぞなぞ
シンプルなクイズ、なぞなぞも、学級全体で楽しむことができます。時事ネタや、雑学、授業の学習を深める問題など、先生が用意したクイズだと、子どもの学習にもなります!図書館の本でもOKです。
8.〇×ゲーム
クイズの答え方を、〇×ゲーム方式にすると、全員が主体的に取り組むことができます。〇×は、手でアクションしてもいいです。
「学活」「学級レク」におすすめ!
9.ビンゴゲーム
裏紙を使ったり、学習プリントの裏を使ったりして、子どもにマスを書かせれば、すぐに始められます。『漢字ビンゴ』にして、習った漢字の振り返りにも活用できます。字が間違っている、丁寧じゃない、などはビンゴ不成立とすれば、一生懸命書きます。
ビンゴは、最後の方に残った人がつまらなく感じますが、終わりの方で「逆に最後まで残った人にも賞品!」とすれば、最後まで盛り上がり、ビンゴ出来なかった子も嬉しくなります。
10.へびへびじゃんけん
子どもが大好きなじゃんけんは、勝ち抜き戦にしても盛り上がります。
最後の一人が分かりやすいように、「この線を越えたら最後の一人にする」「最後の机をタッチできたらゴール」など、みんなが納得いくルールを決めておくといいです。
11.連想ゲーム
古今東西ゲーム同様、小グループでさせると盛り上がります。
また、列の代表者を選んで、列対抗の勝負にしても楽しめます。
12.マジカルバナナ
連想ゲームと同様です。
13.絵しりとり
黒板を使うと盛り上がります。折れたミニチョークが溜まっていたら、それらを消費するチャンスにもなります。
14.四つ角ゲーム
- 教室の四つ角に1~4までの番号を付ける。
- 子は、教室の四つ角のどこかの角に陣取る。
- 鬼は、目隠しをしたまま、1~4の中から数字を一つ言う。
- 鬼に言われた数字の角にいた子は脱落する。
というゲームです。鬼は目隠しして言うのではなく、サイコロやくじ引きで数字を決めてもいいです。生き残りの子は何回戦かします。最後の方は、鬼に言われた数字だけ生き残りとすると、勝負が早く着きます。
15.背中伝言ゲーム
お題を「ひらがな」「カタカナ」などにすれば、1年生から楽しめます。
16.聖徳太子ゲーム
3人が同時に、それぞれ「ウ」と「サ」と「ギ」を同時に発声する、というように、同時に、一文字ずつ発声された音を聞いて、元の言葉を答えます。出題者の声の大きさを揃えることが大切です!
17.「いつ」「どこで」「だれが」「どうした」
「昨日」「トイレで」「校長先生が」「テレビを見た」など、変な文章が出来上がると盛り上がります。一つずつ選んでいき、発表するときの「間」「言い方」が肝心です!(笑)
18.わたしは誰でしょう
- 答えを決めておく
- 「わたしは○○です」と一つずつヒントを言う(「海の生き物です」など)
- 答えが分かったら、手を挙げて解答する。
少ないヒントで当てた人がすごい!となります。「4つのヒントで答えが分かるように」など、ヒントの出し方もルールを作るといいです。
19.質問ゲーム(あなたは○○ですか)
- 鬼は、自分の正体を決めておく(何でもOK!「車」「学校」「メダカ」など)
- 子は「あなたは○○ですか」と質問をする。(「あなたは食べ物ですか」など)
- 鬼は「はい」「いいえ」のどちらかで答える。
- 子は鬼の正体が分かったら「あなたは桃ですか」などのように解答する
「はい」「いいえ」で答えられる質問で、鬼の正体を探っていきます。友達がした質問の答えも参考にしながら、推理を楽しめます。
鬼が、途中で自分の正体を変えないように、「始めに、答えを紙に書いて伏せておく」などルール化しておくといいです。
20.スモールナンバーゲーム
- 「1」~「20」までの好きな数字を選ぶ。(紙に書く)
- 「20」からカウントダウン方式で数字を読み上げる
- 数字が呼ばれた時、他にも同じ数字を書いた人がいたら脱落
- 数字を呼ばれた時、その数字が自分だけ(オンリーワン)だったら、『玉座』へ!
- 読み上げる数字を小さくしていき、より小さい数字のオンリーワンが『玉座』に交代していく
- 数字を「1」まで読み上げた時、『玉座』に座っていた人の勝ち!
「1」が一番強いけど、被ったら脱落だから、「3」ぐらいがいいかな?という心理戦が面白さです!「10」で優勝する場合もありますし、みんなが避けて、「1」を誰も書いていなかった!という場合もあります(笑)
暫定でも『玉座』に座った人には、その度に全員で拍手を送ると盛り上がります。
21.ビブリオバトル
好きな本を紹介し合う対決です。読書の時間と絡めて!
22.じゃんけん(アレンジ)
「後出じゃんけん」「マクドナルドじゃんけん」など、色々なじゃんけんがあります。インターネットで検索できると思います。子どもの「じゃんけん好き」精神を利用しましょう!
23.ウインク殺人事件
名前や、遊び方が、子どもに悪影響を与える可能性があります。でも、めちゃくちゃ盛り上がりました。クラスの実態を見て、実施するかどうか判断が必要です。
インターネットでもルールを検索できるので、興味があれば検索してみてください。
紙やカードを使って!
24.階段言葉
- 「あ」から始まる言葉などのお題を設定
- 2文字の言葉、3文字の言葉、・・・と、階段のように下に書いていく
- 何段目(何文字の言葉)まで下りれたか競う
- あ
- あき
- あさり
- あさがお など!
原稿用紙や、マス目のあるノート等を使うと分かりやすいです。先に「10文字の言葉」などを書いてもいいですが、最後に繋がっていたところまでで競います。
25.ペア筆談トーク
原稿用紙を使って、一言も喋らず、筆談で対話を進めます。隣同士、仲を深めるきっかけになりますし、教室中が静かになります!
原稿用紙がなくなったときだけ、「おかわり!」と言って追加の紙をもらえるようにすると、やる気をもって取り組みます。たくさん「おかわり」できるように、マスの少ない原稿用紙がお勧めです。古い原稿用紙の消費にも!
26.自己紹介カードを使ってクイズ
自己紹介カードを使ってゲームをすると、友達のことを楽しく知れて、一石二鳥です。
課題が早く終わった子へ
26.問題作り
「クラスのみんなが授業を振り返れる」を目標に、問題を作らせます。授業で習ったことの復習問題です。(塾の問題はダメ)
「良い復習問題は、プリントしてみんなに配布する」などとすると、やる気をもって問題作りをします。問題を作る子も、解く子も、学習の定着になることを狙います。
27.自主学習
漢字、調べ学習など、自由に学習させます。しっかり取り組んだ子の自主学習ノートを、コピーして掲示すると、やる気が増し、みんなの見本にもなります。
28.読書
読書も立派な活動です。図書室からの貸し出しを利用するなど、子どもが飽きないように、本を入れ替えるたり、『おススメの本』を設定したりするといいです。(図書係の活動にしてもOK!)
29.プリント(迷路、数独)
プリントを用意しておくと、急なすきま時間にも安心です。インターネットを有効活用しましょう。
図工の余り時間に
進度に差が出やすい図工の時間にお勧めです!
30.利き手の「反対の手」をスケッチ
真剣に取り組むと、時間がかかります。時間がある子には丁寧に描かせましょう!鉛筆、消しゴムのスケッチなど、身の回りにある物でもOKです。
31.絵具でグラデーション作成
絵具の授業の時、特にお勧めです!色を作る勉強にもなります。マスが掛かれた画用紙を用意しておくといいです。その他にも、「使える素材」がインターネットで見つかるはずです!ありがたいことです!
終わりに
何をするでもなく、ダラダラと過ごす時間は学級崩壊に繋がりかねません。すきま時間を有効活用することが大切です!
日頃から、子どもを飽きさせない「すきま時間の使い方」を考えておきましょう。「先生は面白いことをさせてくれる」と子どもに思わせれば学級も安定しますし、いざという時の指導も通りやすくなるはずです!『備えあれば憂いなし』!
↓ 担任の先生には必須の本かもしれません!